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ファイルサーバのクラウド化|メリット、選定ポイントは?【必見】
働き方の多様化や業務効率化が求められる昨今、データ共有の手段としてクラウドを利用する企業が増えています。社内のファイルサーバからクラウドへデータを移行することで、どのような効果があるのでしょうか。クラウド化のメリットと選定ポイントを解説します。
目次
ファイルサーバのクラウド化とは
ファイルサーバのクラウド化とは、社内ネットワーク上のサーバに保存していたデータを、インターネットを介してアクセスできる外部サーバ(クラウド)に移行することです。クラウド化によって業務の効率化やコスト削減につながると期待されており、法人でもクラウドへの移行が進んでいます。
「クラウドストレージ」や「オンラインストレージ」と呼ばれるクラウド上にデータを保存・共有できる外部サービスを利用することで、ファイルサーバをクラウド化できます。
法人でファイルサーバをクラウド化するメリット
データの管理は事業の継続にも関わる重要な課題です。ファイルサーバからクラウドへデータを移行する4つのメリットを紹介します。
どこにいてもファイルにアクセスできる
クラウドストレージなら、インターネット環境さえあれば、社外からでもファイルにアクセスすることができます。外回りが多い営業担当者や在宅勤務者とのファイル共有に便利です。
管理コストを削減できる
サーバの管理はサービス提供者が行うため、情報システム部門の管理コストを削減できます。具体的には、保守点検や清掃にかかるコスト、サーバを設置するスペース、サーバを稼働させるための電気代などが不要になります。
スケーラビリティが高い
クラウドストレージなら、データ量が増えてもサーバ増設の手間がありません。プランの変更によって容量を簡単に増やすことができます。
災害時のリスクを軽減できる
クラウドを利用すると、外部のデータセンターにデータが保存されるため、災害時のデータ消失リスクを軽減することができます。データセンターは地震や火災、浸水、停電などへの対策が取られており、社内のファイルサーバに比べて災害に強いといえます。
社内ファイルサーバをクラウド化する際のポイント
クラウドストレージを選ぶ際は何に注意すれば良いのでしょうか。ビジネス利用だからこそ重視すべきポイントを解説します。
ユーザ数に制限がないか
ユーザ数に制限があると、利用範囲の拡張が難しくなります。企業が新たなシステムやサービスを利用する場合は、予算の都合上、スモールスタートを余儀なくされることが少なくありません。ユーザ数に制限があるサービスでは、全社展開時に対応できない可能性があります。ユーザ数に制限がない方が、のちのち使いやすいといえます。
セキュリティ対策は十分か
クラウドは外部サーバを利用するため、ウイルス感染や、データの盗聴や改ざん、不正アクセスなどの被害を受ける可能性があります。安全に利用するために、以下のようなセキュリティ機能が備わっているか確認しましょう。
ウイルスチェックが標準搭載されているか
ウイルスに感染したファイルがクラウドストレージに保存されると、ネットワークを介して感染が広がる恐れがあります。ファイルアップロード時にウイルスを自動で検知する「ウイルスチェック」があると被害の拡大を防ぐことができます。
アクセス制限は可能か
クラウドストレージはどこからでもアクセスでき、利便性が高い反面、不正アクセスのリスクも高まります。アクセスポイント(IPアドレス)を社内に制限することで、社外からのアクセスを遮断することができます。
アクセス制限のほかにも、通信内容は暗号化されているか、端末IDによる認証は行えるか、アクセスログ・操作ログは取得できるかなど、情報の安全性を高める機能が備わったサービスを選びましょう。
クラウド化の成功にはサービス選定が重要
一口にクラウドといっても、サービスによって機能やセキュリティ対策は異なります。自社に合ったサービスを選びましょう。
コラボ特化型オンラインストレージ「eTra COLLABO」はユーザ数無制限で、法人利用に最適。ウイルスチェックや外部からのアクセス制限、監査ログ取得といった情報漏えい対策を実装しており、利便性と安全性を両立することができます。