導入事例
総合職新入職員向けマインドフルネス研修
日本生命保険相互会社様の2023年度総合職新入職員に対して、『マインドフルネス研修~新入職員に必要なスキル開発~』と『脳活動センサー(XB-01)を使用した瞑想状態の見える化、ストレス状態の見える化』というマインドフルネスプログラムを東京と大阪で提供致しました。 そのプログラムについて、同社の人材開発部にお話を伺いました。
導入背景
Q.マインドフルネス研修を導入するに至った背景を教えてください。
A.3つの背景からマインドフルネス研修導入を決めました。
・ | マインドフルネス先進国のアメリカでは、会社としてマインドフルネスを導入しているかが会社を選ぶ重要な要素の1つになり導入企業が増えている点 |
・ | 日本では、ウェルビーイング(well-being)の一環として取り入れている企業が増えており、マインドフルネス実施により職員のエンゲージメント向上が期待できるのではないかと考えた点 |
・ | 健康経営優良法人の認定においてマインドフルネスの実践支援が含まれている点 |

導入への心配や懸念点
Q.マインドフルネス研修導入にあたり、感じていた心配や懸念点はありませんでしたか?
A.マインドフルネスと言うと日本語でいう坐禅を組んでする「瞑想」をイメージする人が多く、新入職員の中でもスピリチュアルなものと感じてしまう人が多く出てしまうのではないかというのが正直な懸念点でした。しかし、講師からの科学的根拠に基づいた説明やワークによって、そういった心配もなくマインドフルネスの理解促進につながったと思います。
研修を実施してみて
Q.実際にマインドフルネス研修を実施してみてどうでしたか?
A.ワークの呼吸瞑想を通して現時点で自分の身に起こっている事象だけに集中し、理解することで雑念が取れ、頭がスッキリするなどその効果性を感じている職員が多かった印象です。研修の事後に実施したアンケート結果からもその効果性を伺える結果となりました。

職員の反応
Q.受講した職員の方からは、どんな反応や反響がありましたか?
A.人材開発部としても受講した職員の反応を見るためにアンケートを実施しました。その結果、研修への満足度、マインドフルネスへの興味度は9割を超えました。 新入職員の8割以上がマインドフルネスを研修後も継続して実施したいと回答しており、その継続目的は自己認識力の向上、ストレス改善と今後の業務のためにマインドフルネスを身につけたいという声が多くみられました。 呼吸瞑想やジャーナリングなどのワークを含めて90分と短い研修でしたが、職員にとっても大変有意義な研修となりました。
今後の取り組み
Q.マインドフルネスに対する今後の取り組みについて教えてください。
A.初めて職員に向けてマインドフルネスを実施してみて、人材開発部としてもマインドフルネスがどのようなものなのか理解できました。 今後は、マインドフルネス研修の取組み対象層を増やしながら、効果性を検証していき、より良い研修を職員に届けたいと考えております。

ストレス状態の見える化