- できること①品質書類の記載内容を読み取り、基準に照らして判定する
- できること②過去の故障事例や技術文書を、自社の資料から探して回答する
- できること③品質管理システムなどと連携し、判定結果を業務の流れに組み込む
BizInsight(ビズインサイト)は、株式会社NSDが提供する企業向けの生成AIプラットフォームです。社内の文書やデータを活用するAIアプリをノーコードで作成でき、オンプレミス(自社環境)にも対応します。設計・技術・品質の情報を、自社の環境に置いたまま、生成AIを業務に活用できます。
こんなお悩みはありませんか
製造の現場には、AIで楽にしたい業務がたくさんあります。でも、データの性質から、手が出せずにいませんか。
品質書類を、1枚ずつ目視で確認している
成分値、機械特性、ロット番号、規格など、確認する項目が多く、1枚に5〜10分かかることも。書類が増えると、品質部門の負担が膨らみます。
判断のものさしが、ベテランに集中している
規格に適合しているかの判断や、許容範囲の見極めが属人化し、経験の浅い担当者では時間がかかります。
過去の故障事例や技術文書が、探せない
複数のシステムやファイルに分かれていて、目的の事例にたどり着くまでに時間がかかります。
設計・技術・品質の情報は、社外に出せない
クラウドの生成AIに入れられず、一番活かしたい自社のデータで、活用が止まっています。
製造業の業務が、こう変わります
品質書類のチェックは、実際のお客様業務での取り組みです。故障事例の検索、技術文書の翻訳、システム連携は、ご利用例(イメージ)です。
品質証明書類(ミルシートなど)を読み取り、正当性を判定する
標準機能(エージェントアプリ) クラウドAIモデルを併用実際の取り組み例の業種: 鋼材メーカー / 納品される材料の品質証明書(ミルシート)を、専門知識を持つ担当者が時間をかけて確認していた業務の、一次チェックを自動化
入力
- スキャンした品質証明書類(PDF)
- 判定の条件(規格ごとの許容範囲など)
AIの処理
- 記載内容を読み取る(文字認識(OCR))。メーカーごとに違う書式や、項目名の表記ゆれにも対応
- 単位を換算し、数値を計算
- 許容範囲に入っているかを判定
出力
- OK/NGの判定(元のPDFに押印)
- 読み取った項目と数値
- 判定の根拠(計算の過程)
AIの出力のイメージ(サンプルの値)
| 項目 | 読み取った値 | 許容範囲(設定する条件の例) | 判定 |
|---|---|---|---|
| 炭素(C) | 0.05 % | 0.08 %以下 | OK |
| ニッケル(Ni) | 8.10 % | 8.00〜10.50 % | OK |
| リン(P) | 0.050 % | 0.045 %以下 | NG |
※表はサンプルの値です。許容範囲は、お客様の規格・基準に合わせて設定します。所要時間は、お客様業務での取り組みをもとにした目安です。
過去の故障事例や技術文書から、必要な情報を探して回答する
完全閉域でも利用可 ご利用例(イメージ)製造・品質管理の部門でのご利用例 / 複数のファイルに分散した事例から、症状に合う事例と対応策をすぐに引き出す
入力
- 故障の症状や状況についての質問(例:「異常音が出た」)
- 事前に登録する、故障事例・技術文書・手順書
AIの処理
- 登録した資料から、関連する事例を検索(RAG)
- 機種などの条件で絞り込み
- 資料の内容だけを根拠に、整理して回答
出力
- 該当する故障事例の一覧
- 原因と、対応策
- 根拠にした資料(ソース)
※画面と事例は、ご利用イメージです。
英語の技術文書を、日本語に翻訳する
完全閉域でも利用可 ご利用例(イメージ)製造・品質管理の部門でのご利用例 / 保守点検の手順書や、製品の仕様書など、社外に出せない技術文書の翻訳
入力
- 翻訳したい技術文書(保守点検の手順書、仕様書など)
- 統一したい用語の一覧(用語集)。ナレッジとして登録
AIの処理
- 文書の内容を翻訳
- 専門用語や型番を、登録した用語集に合わせてそろえる
出力
- 日本語の訳文
- 用語が統一された、読みやすい文書
翻訳のイメージ(サンプル)
| 原文 | 訳文 |
|---|---|
| This document outlines the maintenance procedures and safety precautions required for Model XX industrial equipment. | 本書は、Model XX 型の産業機器における保守点検作業に必要な手順、および作業時に留意すべき安全上の注意事項について説明したものです。 |
※サンプルです。専門用語の訳は、用語集の登録と、人による確認をおすすめします。
品質書類の判定結果を、品質管理システムと連携する
個別開発(MCPサーバー) ご利用イメージご利用イメージ: 品質管理システムや生産管理システムをお持ちの製造業 / 品質書類の判定と、システムの記録との照合を、ひと続きの流れで行う
入力
- スキャンした品質証明書類(PDF)
- 事前に登録する、判定の条件(規格ごとの許容範囲など)
AIの処理
- 書類を読み取り、許容範囲に照らして判定
- MCPツールで、品質管理システムから、該当ロットの入荷・検査の記録を参照
- 書類の内容と、システムの記録を突き合わせる
出力
- OK/NGの判定と、判定の根拠
- システムの記録との相違点の一覧
- システムへの登録内容の案(担当者が確認して登録)
個別開発の範囲と、標準機能の範囲
| 項目 | 内容 | 区分 |
|---|---|---|
| MCPサーバーの開発 | 品質管理システム側に、参照・登録するデータと操作の範囲を設計し、MCPサーバーとして公開します。MCPサーバーの稼働環境は、お客様にてご用意いただきます | 個別開発 |
| MCPサーバーの登録 | BizInsightの管理画面から登録し、エージェントアプリのツールとして設定します | 標準機能 |
| 品質書類の読み取りと判定 | ドキュメントOCRとコードインタープリターで、読み取りと判定を行います(クラウドAIモデルを使う構成) | 標準機能 |
| 権限管理・操作ログ | 利用者の権限管理と、操作の記録は、共通基盤が担います | 標準機能 |
※ご利用イメージです。システム側がMCPに対応している場合は、MCPサーバーとして登録するだけで利用できます。
製造・品質管理のご利用例を見るAIエージェント機能の詳細を見る業務特化のAIエージェント・個別開発オンプレミス・完全閉域で使いたい方へ
完全閉域でも、自社の技術情報を使ったAI(RAG)が使えます
社内の文書をAIが探して、その内容をもとに答える。この仕組み(RAG)が、インターネットにつながない環境でも使えます。故障事例、技術文書、手順書、規格書が、そのままAIの知識になります。
① 自社の文書を登録
PDF、Word、Excel、PowerPointなどの文書を、ナレッジとして登録します。
② 関連する箇所をAIが検索
質問の内容に関係する箇所を、AIが登録した文書の中から探します。
③ 根拠をもとに回答
自社の情報をもとに、回答や文書の案をつくります。データは自社の環境から出ません。

回答の根拠が、その場でわかります
- 回答の根拠にした資料(ソース)を、あわせて表示します
- AIが実行しているツールの状況を、リアルタイムで確認できます
- 設計・技術・品質の情報は、自社の環境の中に置いたまま使えます
※画面は、BizInsightで作成したアプリ「お客様問い合わせ対応」の例です(ソフトウェア製品のサポート業務)。製造業では、故障事例や技術文書などを登録して、同様に利用できます。
自社の業務で、どれくらい変わるか試算する
件数と、1件にかかっている時間を入れると、減らせる時間の目安が出ます。入力した内容が、送信されることはありません。
現在かかっている時間(月)
削減できる時間の目安(月)
削減できる時間の目安(年)
※計算式:件数 × 1件あたりの時間 ÷ 60 × 削減割合。実際の効果は、業務の内容によって異なります。
製造業に、BizInsightが選ばれる理由
設計・技術・品質のデータは、企業の競争力の源泉です。そのデータを、安心して使える環境と、現場の知恵をAIの手順にする進め方が必要です。
情報を社外に出さない
データは自社のオンプレミスまたはプライベートな環境に保管します。ネットワークが分離された工場や拠点でも、完全閉域の構成でご利用いただけます。
判断基準を手順にできる
チェックの基準や、例外の扱いを言葉にして、エージェントに設定します。その過程で暗黙知が整理され、判断の属人化を減らせます。
一つの基盤で広げられる
書類のチェック、技術文書の検索、システム連携を、同じ基盤の上で。必要な部分は、共通基盤と連携する形で個別に開発でき、権限管理と操作ログで全社の統制もできます。
- 操作ログの自動記録
- 業務・アプリ・ナレッジの権限管理
- 多要素認証
- アクセス元IPの制限
- ユーザーライセンス不要
自社の環境に合わせて選べる、3つの構成
工場のネットワーク条件や、使いたい業務に合わせて、構成を選べます。
完全閉域
(サーバーもAIモデルも自社内)
- 特長
- インターネットに接続しない環境で動かせます。ローカルAIモデルを使うため、クラウドへの通信が発生しません。
- 必要なもの
- エントリーレベルのGPUサーバー
- 向いている場合
- ネットワークが分離されている、クラウドへの接続が認められない
サーバーは自社内、
AIモデルはクラウド
- 特長
- BizInsightと自社のデータは自社の環境に置き、AIモデルだけクラウドのものを使います。すべての機能が使えます。お客様のデータがAIモデルの学習に使われることはありません。
- 必要なもの
- サーバー(GPUサーバーは不要)と、クラウドAIモデルへの接続
- 向いている場合
- 品質書類の読み取り(OCR)など、すべての機能を使いたい
マネージドサービス
(お客様専用のクラウド環境)
- 特長
- お客様専用の環境をご用意します。構築や運用の負担なく、すぐに使い始められます。
- 必要なもの
- インターネットに接続できるPC
- 向いている場合
- まず手軽に始めたい。運用の負担を減らしたい
製造業の業務と、構成の対応
| 業務 | 構成1:完全閉域 (ローカルAIモデル) | 構成2:サーバーは自社内 AIモデルはクラウド |
|---|---|---|
| 故障事例・技術文書の検索(RAG:ナレッジ検索ツール) | ○ | ○ |
| 技術文書の翻訳(テキスト) | ○ | ○ |
| 品質書類(スキャンPDF)の読み取りと判定(OCR・コードインタープリター) | × | ○ |
| 品質管理システムとの連携(MCPサーバーの開発) | 個別開発。構成に応じて、実現の方法をご提案します | |
| ユーザー管理・権限管理・多要素認証・操作ログ | ○ | ○ |
※構成3の機能は、構成2と同様です。ローカルAIモデルは、クラウドの最新モデルに比べて、精度や処理能力が劣る場合があります。
必要な環境と、費用の目安
いきなり大きな投資をせず、効果を確かめながら段階的に広げられます。
ご利用料金(税抜)
ご契約は年単位です。
ユーザーライセンス
何人でもご利用いただけます。同時に使える人数は、サーバーの性能によって決まります。
サーバー環境(完全閉域の場合)
GPUサーバー
サーバーはお客様でご用意いただきます。必要な構成は、利用人数や使うモデルによって変わります。
まずは無償でお試しください
クラウドの評価環境のお貸し出し、または評価版ソフトウェアのご提供が、いずれも無償・1か月間でご利用いただけます(期間はご相談に応じます)。自社の書類やデータで、実際の効果を確かめられます。ご希望の方は、お問い合わせください。
※ハードウェア、OS、コンテナ管理ツールは、お客様にてご用意ください。個別開発は、別途ご相談ください(追加料金)。
導入の流れ
ご相談
対象にしたい業務と、ネットワークなどの環境を伺い、最適な構成をご提案します。
無償の評価
自社の書類やデータで、効果を確かめられます(1か月間・ご相談に応じます)。
ご契約
効果を確認してから、段階的に導入できます。
環境構築・ご利用開始
オンプレでもクラウドでも、最短3営業日でご導入いただけます。
追加の開発など
判定ルールの整備や、システム連携などの個別開発にも、ご対応します(別途お見積り)。
よくあるご質問
工場など、インターネットに接続できない環境でも使えますか
はい、ご利用いただけます。ローカルAIモデルを使う「完全閉域」の構成で、インターネットに接続せずに、自社の文書を使ったAI(RAG)などを活用できます。ドキュメントOCRなど、クラウドの機能を使う業務は、サーバーは自社内に置き、AIモデルにクラウドを使う構成で、すべての機能をご利用いただけます。
スキャンした品質書類の読み取りは、どの構成で利用できますか
サーバーは自社内に置き、AIモデルにクラウドを使う構成で、ご利用いただけます。この構成でも、BizInsightと自社のデータは、自社の環境に保管されます。完全閉域(ローカルAIモデル)ではドキュメントOCRを利用できないため、書類の形式や運用に合わせて、最適な構成をご提案します。
規格(JISなど)への適合の判定も、できますか
はい、対応できます。規格ごとの許容範囲などの判定条件を整理して、エージェントアプリに設定します。数値の計算が必要な判定は、コードインタープリターで計算する方法で対応します。判定条件の整理から、お手伝いいたしますので、お気軽にご相談ください。最終的な確認は、担当者が行う運用を前提にしています。
AIの判定結果は、どのように確認できますか
読み取った値や計算の過程など、判定の根拠をあわせて出力するため、結果を確認しやすく、一次チェックとして安心して活用いただけます。生成AIの出力は、必ずしも正確・完全ではないため、人が最終的に確認する運用をおすすめします。
既存の品質管理システムや基幹システムと連携できますか
はい、連携できます。MCPに対応したシステムは、MCPサーバーとして登録するだけで、エージェントアプリから情報を参照できます。MCPに対応していないシステムも、MCPサーバーを個別に開発することで連携できます。MCPサーバーの稼働環境は、お客様にてご用意いただきます。ご要件を伺ったうえでご提案しますので、ご相談ください。
現場の担当者でも、使いこなせますか
はい。利用者に特別なソフトウェアは不要で、ブラウザだけで使えます。標準のアプリは、長い指示文を入力しなくても、ボタン選択やフォーム入力で使えるように作られています。
必要なGPUサーバーはどのくらいですか
ローカルAIモデルを使う場合に必要で、エントリーレベルのGPUサーバーから始められます。必要な構成は、同時に利用する人数や使うモデルによって変わりますので、ご相談ください。クラウドAIモデルを使う構成では、GPUサーバーなしでご利用いただけます。
ユーザー数によって料金は変わりますか
ユーザーライセンスは不要で、何人でもご利用いただけます。同時にAI処理を実行できる人数は、サーバーの性能によって決まります。
評価利用はできますか
はい。クラウドの評価環境のお貸し出し、または評価版ソフトウェアのご提供が、いずれも無償・1か月間でご利用いただけます(期間はご相談に応じます)。自社の書類で試すこともできます。お問い合わせください。
