導入事例
コスト削減、セキュリティ向上、業務改善。 eTransporterはシステム部門の役割と一致する
サッポロビール株式会社 様
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業種 食品
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住所 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号 恵比寿ガーデンプレイス内
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設立 2003年7月1日
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資本金 100億円


教えて!eTransporterを選んだポイントは?
eTransporterの用途を教えてください。
ポスターやPOPといった、販促物の画像データを送る手段として利用しています。
布施川氏:主に、ポスターやPOPといった、販促物の画像データを外部とやり取りするために、利用しています。数十メガバイトになるデータをメールに添付するわけには行きませんし、かといって利用履歴も取れない無料のオンラインストレージを社員に使わせるわけにもいきません。セキュリティに配慮しつつ、便利に使えるシステムが必要だったのです。
eTransporterの導入前は、どのように大容量ファイルを送っていたのですか?
ASP型のファイル転送サービスを契約していましたが、利用者の増加に伴ってコストが問題になっていました。
野上氏:eTransporterを導入する前は、ユーザー数に応じて課金されるASP型のファイル転送サービスを契約していました。しかし、利用希望者が増えるにつれて、コストの増加が問題になってしまいました。全社に広めるにはコストの問題をクリアする必要がありました。
採用いただいた理由を教えてください。
大きく、ライセンス体系、セキュリティ、ユーザー登録の自動化、といった観点で検討しました。
志自岐氏:ポイントは3つです。
1つ目は、懸案だったランニングコストの問題を解決できることです。ライセンス費用が利用者数や送受信ファイル数に依存しないというのは、重要なポイントでした。
2つ目のポイントはセキュリティで、ウィルスチェックや送信データのアーカイブといった、メールシステムでの対策と同レベルのセキュリティを実現できることです。
3つ目は運用です。ASPタイプから自社保有に切り替えるからこそ、運用工数の増加は避けたかったのです。そこで、Active Directoryとの連携、つまりユーザー登録の自動化を重視しました。
導入を振り返っていかがでしたか?
導入後の利用者の反応は良好で、使い勝手に関する問い合わせもなく、問題なく受け入れられています。
布施川氏:今後は、ファイル転送システムになじみのない社員にも案内することで、問合せが増える可能性もあるが、ファイルアップロード時にパスワードを別メールで通知するeTransporterは、一般ユーザーがセキュリティの重要性を考える動機づけになると期待しております。
原料や品質に対する独自の"こだわり"
サッポロビール株式会社(以下、同社)は、原料や品質に独自のこだわりをもつビール会社であり、「育種」や「協働契約栽培」という取り組みが広く知られている。
「育種」とは、優れた品種の交配により、さらに良質な品種を生み出す研究活動のことで、同社はビールの主原料となる大麦とホップの両方を「育種」する世界でも珍しいビール会社である。「協働契約栽培」もまた優れた取り組みで、専門知識を持つ同社のフィールドマンが、世界各地の生産者とのコミュニケーションを通じて良質な原料を作り上げていく。産地、生産者に加えて生産方法まで明確にできるこの取り組みを、2006年に大手ビール会社として初めて、麦芽とホップの100%協働契約栽培化として実現している。「すべて責任品質」、「品質は、畑から。」といったキャッチコピーも、このような「育種」や「協働契約栽培」があればこそ掲げられるフレーズなのである。

システム部門の役割と一致するeTransporter
同社には、「黒ラベル」や「ヱビス」など、商品名からロゴをすぐに連想できる、優れたブランドがある。こうした商品の販促用画像データを外部のデザイナーとやり取りする目的で、同社は「セキュアファイル転送システム eTransporter」を導入している。ポスターやPOPなどの画像データは解像度が高く、大きさは数十メガバイト単位となるためメールに添付して送信するわけにはいかない。eTransporterであれば、WEBメールを送るような簡単な操作で大容量のファイルを送信することができ、しかも送信データのアーカイブやウィルスチェックといった、企業に必須のセキュリティ機能も完備している。
グループ各社のIT業務を支える、サッポログループマネジメント株式会社 グループIT統括部(以下、同部)の野上 誠一氏は、同部の役割にeTransporterを重ねて次のように語る。「私たちの役割は、ITを使ってコスト削減やセキュリティの向上、業務の改善を支援すること。eTransporterは、こうしたシステム部門の役割と一致する(野上氏)」。

マネジメント株式会社
グループIT統括部
インフラグループリーダー
野上 誠一 氏
全社での利用に向けて"こだわった"ポイント
セキュリティ意識の高い同社では、実はeTransporterを導入する前に、ASPタイプのファイル転送サービスを契約していた。早くから、無料のオンラインストレージサイトのリスクを認識し、利用を禁止していたのである。しかし、このASPサービスは、ユーザー数に応じて課金されるため、全社に広めるには費用がかかりすぎるという問題があった。重要なセキュリティ投資とはいえ、費用には限りがある。全社での利用を見据えて再検討した結果、同社が採用したのがeTransporterであった。
同部シニアマネージャーの志自岐 匡氏によれば、選定時に同社がこだわったポイントは3つある。1つ目は、懸案となっていたランニングコストの問題を解決できることである。eTransporterは、利用者数や送受信ファイル数が増えてもライセンス費用が増えないため、長期的な費用計画が立てやすい。
2つ目のポイントはセキュリティで、ウィルスチェックや送信データのアーカイブといった、メールシステムで実施している対策と同レベルを実現できることである。コミュニケーションを促進する便利なツールであるからこそ、全社展開には万全を求めたのだ。

マネジメント株式会社
グループIT統括部
シニアマネージャー
志自岐 匡 氏
そして、3つ目は運用の改善である。ASPタイプから自社保有に切り替えることを考えると、運用工数の増加は避けたい。そこで同社がこだわったのが、自社にサーバーを構築するからこそ実現できる、Active Directoryとの連携、つまりユーザー登録の自動化による工数削減であった。
導入後の利用者の反応は良好で、同部マネージャー 布施川 貴久氏によれば、「使い勝手に関する問い合わせもなく、問題なく受け入れられている」。今後は、ファイル転送システムになじみのない社員にも案内することで、問合せが増える可能性もあるが、「ファイルアップロード時にパスワードを別メールで通知するeTransporterは、一般ユーザーがセキュリティの重要性を考える動機づけになる」、と期待している。同社は、「これから利用を重ねていく中で気づいたことがあれば、メーカーであるNSDとコミュニケーションをとり、機能向上に役立てたい(布施川氏)」と語っている。

マネジメント株式会社
グループIT統括部
マネージャー
布施川 貴久 氏
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