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2021.11.24日

トラッキングナビが実現した「ヒトの見える化」

トラッキングナビが実現した「ヒトの見える化」

トラッキングナビによる「ヒトの見える化」

まずはじめに、トラッキングナビでどんなことができるのかを見てみましょう。

トラッキングナビでは、以下のような「見える化」を行うことができます。
・作業者の移動ルートを「見える化」することで、ムダな移動や想定外のエリアへの移動を発見できます。
・エリアや通路の混雑状況を「見える化」することで、人流ボトルネックを解消できます。
・その他、移動距離、移動時間、エリア滞在時間など、作業者の日々の活動状況を「見える化」することができます。

NECパーソナルコンピュータ株式会社様では、トラッキングナビを活用することで作業者の移動距離を最大2/3まで減らすことができました。

トラッキングナビが「ヒトの見える化」を実現できた理由

それでは、こういった「ヒトの見える化」を、トラッキングナビではどのように実現しているのでしょうか。

トラッキングナビは、作業者の持つスマートフォンのセンサーやビーコン等の情報を組み合わせ、独自の特許技術で解析することで、人の位置情報を計測します。 作業者の位置はスマートフォンを持っているだけで自動的に記録されるため、専任の担当者による観測や作業者自身での記録は一切不要です。 これにより、これまでのように手間をかけた年に数回の測定ではなく、手間をかけずに毎日測定できるようになりました。

ビーコンのみを使用して作業者の大まかな位置を把握する製品もありますが、そういった仕組みでは作業者がどのようなルートで移動したか、また作業者の移動距離や移動時間など細かな情報はわかりません。 トラッキングナビでは、自律航法とビーコンやマップによる補正を組み合わせて使用することで、作業者の移動ルートや移動距離、移動時間も把握することが可能です。 また、自律航法とビーコンを併用させることにより、ビーコンのみを利用する製品に比べて、ビーコンの設置台数を約90%削減することができます。 設置の手間もかからず、コスト削減にも繋がります。

「ヒトの見える化」をもっと身近に

トラッキングナビは、これまで大変だった「ヒトの見える化」をもっと身近に行えるようにしたい、という想いで開発されました。 これまでのコラムで書いた通り、いま、ヒトの見える化が必要とされている理由は、変化の激しい状況において日々の変化を常に察知し、先手を打てるようにするためです。 そのためには、導入のし易さ、リーズナブルな導入コスト、手軽に活用できること、こういったこと全てが満たされたソリューションが必要でした。 トラッキングナビは、現場のお客様の声と最新技術を融合することで、これまでPoC(概念実証)から先に進まなかったヒトの見える化を、実業務で気軽に行えるようにしました。

DXと「ヒトの見える化」

「見える化」への取り組みによって工場の中のモノやヒトの状況が全てデータ化されることで、実はDX実現のベースも整うことになります。 例えばAIの導入では、まずAIに対して何が正解かを学習させる必要があります。 この時のお手本はヒトになりますが、効率よくAIを学習させるためには、ヒトの動きがデジタルデータ化されている必要があります。 また、DXでは現場の自律的な行動がキーとなりますが、現場が自律的に意思決定できるようにするには、現場に正しい情報を伝える必要があります。 「見える化」と観測の習慣づけで、現場のスタッフ一人ひとりが正しく現状認識することが、自発的な組織づくりへのきっかけになります。

データやITの活用が現場の各スタッフにとって身近で当たり前の存在となることで、現場の各スタッフがITを道具として使いこなせるようになり、やがてはITを最大限活用できるように組織や業務プロセス自体が変革していくことになるのです。

まずは「見える化」で現状把握から
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